口の働き(口腔機能)のささいな衰えを
軽視・放置していませんか?
それらは「オーラルフレイル」と
呼ばれ、早めに気づき
しっかり対応することが
とても大切です
オーラルフレイルとは?
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直訳すると「お口機能の虚弱」となります。
これは、口に関する”ささいな衰え”を放置または適切な処置がなされないことにより、 口の機能低下、食べる機能の障害、さらには心身の機能低下までつながる負の連鎖に対して警鐘を鳴らした概念です。
65歳以上の方は保険適用で精密な検査が受けられます。
☆気になることがある方はもちろん、自分は大丈夫だと思う方も, 現在の自分の状態を確認し予防・回復を目指しましょう!

このようなお口の悩みはありませんか?

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思い当たる症状がある方は、オーラルフレイルの可能性があります。
生涯を健康に過ごすため、しっかり食事・生活ができるようお口の機能の維持・改善(オーラルフレイル対策)が欠かせません!
オーラルフレイルは将来介護リスクを高める
お口のささいな衰えが積み重なった状態です。
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介護認定のない高齢者、約2,000人のお口の健康状態を16項目にわたり調査し、その経過を追ってみたところ、次の6項目が介護リスクを
高める危険なお口の衰えだとわかりました。
- 自分の歯が20本未満
- 滑舌が低下
- かむ力が弱い
- 舌の力が弱い
- 半年前と比べて硬いものが噛みにくくなったと思う
- お茶や汁物でむせることがあると思う

オーラルフレイルを、そのまま放っておくのはとても危険です!
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次の表はオーラルフレイルの人がオーラルフレイルでない人に比べて、どのくらいリスクを抱えているかまとめたものです。

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オーラルフレイルの人は、年齢や病気など多くの要因の影響を考慮しても、フレイルやサルコペニアになった人や、
介護認定を新たに受けた人、亡くなった人がほかの群の人に比べて、約2倍多い結果でした。
オーラルフレイルは近い未来に全身が衰えるサインです。
オーラルフレイルをより早くみつけて、しっかり対応することがとても大切です。
神奈川県民のお口の状態

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〇オーラルフレイルは加齢による通常の口腔機能の衰えとは違い、トレーニングで改善可能な事が多くあります。
ご家族でも「もしかして、オーラルフレイルかも、、、」など気になる事がありましたら、お気軽にご相談ください。