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口臭が気になりませんか?

あなたの息は大丈夫ですか?
    面と向かって、「あなたの息、臭いですよ」とはなかなか言われません。
     (子供は容赦ありませんが・・・)
    自分ではなかなか気がつかずに、家族からの指摘によって気がつく人が多いのです。

    私たちは集団で社会生活を営んでいるので
    人間同士のコミュニケーションが重要となります。

    口臭があると相手に不快感を与え、自分は恥ずかしい思いをします。
    ある人は、口臭が原因で心理的負担から行動が消極的になり、他の人とのコミュニケーションが うまく出来なくなってしまいました。

    山の奥や無人島などで、他の人との関わりがなければ口臭も気にならないでしょう。

    しかし、現代社会では人とのコミュニケーションは欠かせません。
    だからこそ、口臭の存在が深刻な悩み、苦しみになってしまうのです。

    <保健福祉動向調査(1999年)> では
    口臭を気にする人の割合は、
    15~24歳・・・ 7.6%
    25~34歳・・・10.1%
    35~44歳・・・17.7%
    45~54歳・・・20.7%
    55~64歳・・・18.0%
    65~74歳・・・14.5%
    75~84歳・・・ 8.5%
     85歳以上・・・ 8.5%

    地域では
    大都市   ・・・14.2%
    その他の都市・・・14.8%
    郡部    ・・・13.8%

    年齢とともに増加し45~54歳でピークを迎えそれ以降の年齢では減少しています。
    男女比や地域差はほとんど無いようです。
    ただし、この調査は口臭に対する自覚症状を聞いたものなので、実際に口臭があるかを 調べたものではありません。

    私たちには、生きていくうえで必ず誰でも臭いが発生します。(生理的口臭
    個人差もありますが、 口臭が少ない(全く無い人はいない)のに、非常に気にする人
    また、口の中が不潔で非常に強い口臭のある人でも
    ・すごく気にする人
    ・全然気にしない人
    ・自分の臭いの気がつかない人 
     など口臭のある人でも様々な反応があります。

口臭の定義
    「呼吸や会話時に口から出てくる息が、第三者にとって不快に感じられるもの。」
    ここで問題になるのは
    嗅覚は主観的なもので、同じ人が同じにおいを嗅いでも、体調や精神状態によって受け止め方が異なる場合があるということです。

    また、嗅覚の特徴として
    「同じにおいを長時間嗅ぎ続けると、そのにおいに慣れて反応しなくなる」ということです。

    この順応性により、自分の口臭は自分ではなかなか気がつきにくいのです
    したがって、口臭を他人から指摘されて初めて気が付き、口臭について深刻に悩む人が多くいるのです。

    口臭は世界共通の悩み事で
    英語では「Bad breath (悪い息)」
    口臭がものすごく強い人の息を「Dragon breath(ドラゴンの吐く炎の様な息)」と言われます。

        口臭症=Halitosis
    「息」を意味するラテン語「halitus」と
    「異常な状態」を意味するギリシャ語「-osis」を合成したものだと考えられています。

    口から出てくる息が臭って、異常な状態ということになります。

       
口臭物質とは
    H2S [硫化水素]
    CH3SH [メチルメルカプタン]
    (CH3)2S [ジメチルサルファイド(硫化ジメチル)]
    これらの揮発性硫黄化合物(VSC)と呼ばれている物質が原因になります。

口臭の原因となるもの
    口の中からの口臭
    ・歯科的な病変(炎症、粘膜、病的舌苔など)由来のガスの発生
    ・清掃不良・不良補綴物(合わない金属)による口腔内の病的細菌環境の悪化
    ・口の中の自浄性、恒常性維持が低下し、細菌が活動性が上昇することによるガス発生
    ・口の中の乾燥

    ○ 口の中にいる細菌は、新陳代謝ではがれた粘膜上皮、血球成分、細菌の死骸などのたんぱく質成分を分解して、上記3種類の揮発性硫黄化合物(VSC)を作ります。

    これが口臭の原因になるにおい物質です。

    口臭の強さは、細菌の量・質、汚れの量、唾液の量などによって変わってきます。

    呼気からの口臭
    ・耳鼻科的病変からの直接的臭気
    ・内科的問題による血液中への代謝産物による呼吸気への臭気物質の排出
    ・服用薬剤などによる口腔生理機能の低下や薬物自体の臭気
    ・鬱などの精神的要因による生活習慣性の自律神経失調症候群
    ・先天性代謝異常(魚臭症・・・トリメチルアミン尿症)